2026年6月16日、一般社団法人安寧社会共創イニシアチブ(AnCo)は、令和8年度定時社員総会を開催しました。
当日は、令和7年度の事業報告・決算、令和8年度の事業計画・予算、新会員制度についてご説明し、いずれの議案もご承認いただきました。ご参加・ご協力いただいた会員の皆さまに、改めて御礼申し上げます。
まず、令和7年度には、70を超える企業・団体、地方自治体、学術機関、個人の方に入会していただくことができました。事業としては、行政や企業からの受託事業、共同ワークショップ、文化活動のウェルビーイング評価など、具体的な実践が進んだ年度でした。こうした取り組みを通じて、AnCoの中核的な役割である「言語化・翻訳・伴走」の重要性がより明確になりました。
一方で、AnCoのアイデンティティである「共創プラットフォーム」としての機能、特に、会員同士が互いの活動を知り、知識を共有し、つながる場づくりについては、十分に発揮しきれなかったという課題も確認されました。
また、財政的には一定の安定が見えつつあるものの、まだ専従職員を雇用できる段階には至っていません。令和8年度は、会員獲得、行政・企業等からの事業受託、外部資金の獲得にも積極的に取り組み、AnCoの活動を持続的に支える運営体制の整備を進めていきます。
こうした振り返りを踏まえ、令和8年度は、共創プラットフォームとしての機能をより実質化していきます。具体的には、会員の皆さまとの個別対話や相談の機会を制度化した新会員制度の運用に加え、会員間の知識共有・知識交換・交流を目的としたカジュアルな対話の場を設けていく予定です。
また、健康まちづくりに関するロジックモデルワークショップ、子どもの社会的処方に関する取り組み、文化活動や花・茶・庭等の社会的価値を整理する事業、行政・企業等との共同実践や受託事業なども進めていきます。これらの実践を通じて、健康を直接目的としない活動の潜在的価値を可視化し、地域や事業の継続条件に応じて翻訳する方法論を磨いていきたいと考えています。
AnCoは、自治体・企業・学術・市民の皆さまが出会い、学び合い、共に問いを育てていく共創プラットフォームです。今後は、会員の皆さまが進められている企画やプロジェクト、現場での課題に対しても、相互に知見やネットワークを持ち寄りながら、お力添えいただける関係を広げていきたいと考えています。
当日の総会資料については、以下よりご参照ください。
○令和8年度定時社員総会資料一式
・次第