社会には、「つながり」「文化」「経済」といった、私たちの暮らしを支えるさまざまな資本があります。
本来これらは、人の可能性を広げ、よりよく生きるためにあるものですが、現実には資本の偏りや、世代をまたいだ引き継がれ方によって、格差の固定化を生んでいるとも言われています。
こうした資本が育まれる背景には、制度やインフラ、自然といった社会の土台があります。これらは「社会的共通資本」と呼ばれ、すべての人の可能性を保障し、引き出すための、みんなのための資本です。


わたしたちは、この社会的共通資本を、安寧社会を実現するための重要な基盤として捉えています。社会の中で資本が健やかに循環するためには、この土台が持続可能であることが欠かせません。
そして、『誰も取り残されない健康で文化的な安寧社会』を実現するには、これまで見過ごされがちだった「つながり」と「文化」の資本を経済の仕組みに組み込み、すべての人に資本が行き渡るしくみをつくることが必要です。
AnCoは、産官学民が連携しながら、文化を通じて人と人がつながる「新しい共通資本」を育てる取り組みを行っています。
AnCoの機能
つないで、練って、味わい、ひろげる。
新しいプログラムや活動を一緒に生み出し、合意形成や評価、普及の支援を行います。公共政策、社会学、ソーシャルマーケティング、経営、公衆衛生、保健医療、まちづくり、アートなどの専門家たちと協働しながら、社会インパクトの見える化と広がりをサポートします。
01 つなぐ

AnCo は、「こんなことやりたい!」を持ち寄って、仲間と出会える場所です。 産・学・官・民がつながる共創のハブであり、同じ想いを持つ仲間と出会い、新しい可能性を見つけること、実装につなげることができます。
02 練る

つながった人たちと、新しいアイデアや活動を形にします。未来の空間や、やさしい技術も、一緒に練り上げます。主に”分科会” で、メンバーの関心ごとにプロジェクトを進めます。
03 味わう

活動のインパクトをみんなで確かめ、よりよい形に育てていきます。その実績を、制度やビジネスにつなげるエビデンスにも活用します。
04 広げる

うまくいった取り組みを科学的な根拠をもとに、日本へ、世界へ届けます。また、AnCoでの活動を発信することで、新たな賛同者・メンバーを増やします。
活動チーム
大きく2つの部門(4つの分科会)を軸に、メンバー同士の交流や意見交換の機会を重視し、それぞれの関心や取り組みに合わせた柔軟な活動を行っています。
AnCoは”安寧社会”を目指す人々のHUBになり、市民、公益団体、民間事業者、行政機関、医療や福祉の関連機関、学術機関など様々なセクターとの共創によりWellbeingな未来を築いていきます。

主な活動
#分科会
各分科会のテーマに応じた知見・情報の収集や共有します。テーマごとに関心をもつ企業や個人がつながり、民間事業者や学術機関がもつソリューションや分析技術の共有、認知度向上を図ります。1~2ヵ月に1回ペースで開催予定。原則として、会員のみ参加可能です。
#セミナー
安寧社会共創のコンセプトや関連する多様な取組みや視点への理解を目的に、年4回程度(京都2回、東京2回)のセミナーや外部識者のインプットレクチャー、メンバーの活動報告を実施します。会員限定の会と非会員でも参加できる会を開催します。
#コーディネーション
メンバーの事業に関する個別相談を起点に、課題の整理、目的設定、関係者のマッチングを行います。企業、自治体、研究機関、市民団体など、異なる立場や専門性をもつ主体をつなぎ、それぞれの強みを活かした協働の形を設計します。
#メンバー交流
会員同士が気軽に交流できるコミュニケーションプラットフォーム「あんこむ」(Discord)を運用中。「あんこむ」では、日々の情報交換やちょっとした雑談などを自由に楽しんでいただけます。その他、会員メールグループ(Googleグループ)での情報発信も可能です。
#情報発信・政策提言
安寧社会共創のコンセプト発信を行い、新たな賛同者・メンバーの勧誘やメンバー同士のマッチング・連携の推進を行います。また、AnCoの活動や協働事例、調査・研究から得られた知見をもとに、レポート、記事、イベント発信などを通じた情報発信・政策提言を行います。
#個別協働事業
企業、自治体、大学、団体などとの個別相談を通じて、課題整理から企画立案、実証・評価、社会実装など必要な段階でのアドバイスや実装支援をします。また、京都大学・千葉大学との共同研究実施に至った場合は事務局としてサポートします。
関わり方や参加のメリット
- どのような企業・団体向けの取組みですか?
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✓ 社会課題の解決によるビジネスを志向する企業
✓ SIBや健康づくりを目指す企業
✓ CSR/ESG活動に積極的または新たに取り組みたいと考えている企業
✓ ファンディングの相手を探している社会起業家
✓ サービスや製品のテストベッドを開拓したいスタートアップ - 参加するとどのような活動に関わりますか?
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セミナーやシンポジウムのオーディエンスとして。
さらに、話題提供者として、御社のプロジェクトやサービスをご紹介いただき、共創パートナーを開拓できます。
分科会活動にて、希望するテーマに関する深いコミュニケーションやネットワークを育めます。 - 参加によって、どのようなメリットがありますか?
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新たな産業の創出やマーケット開拓の機会につながる
CSRやESG投資の評価につながる