不確実性がこれまでになく⾼まっている現在、ウェルビーイングが満たされる安寧な社会を実現するためには、これまで以上に真摯な態度と協⼒、そして⾰新的なアイデアが必要になっています。
⾃然資本(地球環境)、⽂化資本、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)、社会基盤(都市 空間・インターネット・仮想現実技術など)――これらにはすべて、私たちが安寧な未来を築くために不可⽋な「社会的共通資本」といえます。
「お⾦」で評価される経済資本のみを基準 とする社会システムから脱却し、多様な資本の形態が測定され、正当に価値づけされ、健全に 育成され、そして活⽤される社会を⽬指すべきです。
そのためには、ソフトとハードのシステム、情報、マネタイズ、効果評価などを含む総合的な アプローチが必要です。また、市⺠、公益団体、⺠間事業者、⾏政機関、医療や福祉の関連機関、学術機関など様々なセクターの参加が求められます。
「安寧社会共創イニシアチブ」は“安寧社会の共創”を⽬指す組織――技術、デザイン、評価のプロセスを構築・推進するプラットフォームです。