新しい生きがいづくりがテーマの、社会参加を軸とした介護予防プロジェクトをご紹介。
株式会社ウェルビーイング阪急阪神と阪急阪神ホールディングス株式会社は地方自治体(*)と連携し、新しい公民連携の手法である『成果連動型民間委託契約方式(PFS)』を活用し、介護予防に関するプロジェクトを実施しています。
*連携自治体:大阪府 枚方市・池田市・堺市・東大阪市、静岡県 静岡市
このプロジェクトでは、従来の運動を主とする介護予防活動から幅を広げ、多くの人が興味をもてる社会参加の場になるプログラムを実施しています。その一つである「違いのわかるこだわりのコーヒー教室」、「男・本気のコーヒー教室」では、65歳以上の高齢男性を対象に、新しい生きがいづくりをしています。
プログラムでは、生産国や豆の選び方、焙煎方法などを学び、ハンドドリップの練習を重ね、本気でコーヒーに向き合いました。
参加者は、おしゃべりしながらコーヒーを飲んだり、お揃いのバンダナを身に着けるなどして楽しむ姿が見られます。
また、プログラム終了後も、自主的にグループをつくり、地域のイベントなどにブースを出展して市民にコーヒーをふるまったり、介護予防教室でハンドドリップの入れ方を教えたりするなど、社会参加を継続しています。
今後、このようなプロジェクトが介護予防事業の効果的かつ効率的な推進に寄与しているか、その評価が期待されます。
<参考>
ウェルビーイング阪急阪神 / 阪急阪神ホールディングス株式会社 Wellness plus
枚方市 SPRING(スプリング)ひらかた
池田市 「いつもyobouいけだ」
堺市 介護予防「あ・し・た」プロジェクト
東大阪市 「トルクひがしおおさか」
静岡県 静岡市 「しずおか ちゃちゃちゃ」プロジェクト
第三者評価機関 JAGES機構
写真提供:阪急阪神ホールディングス株式会社